yuusukeaging.hatenablog.com
↑過去の記事で、仮面ライダークウガの敵怪人「グロンギ」について書きました。
クウガやグロンギを知らない人は、そちらで詳しく書いていますので、良かったら読んで下さい◎
(ネタバレもあるので、注意して下さい)
グロンギの怪人は所属集団によって装飾品の色が異なる。
その中で、上級集団であるゴ集団の装飾品の色が、味わいがあって好きだった。
という内容の記事でした。
2020年は仮面ライダークウガの放送開始20周年でした。
放送終了は2001年なので、今年は放送終了20周年なので、まだ熱い!
(というより、2021年は初代仮面ライダー生誕50周年で色々発表されているが、僕にとってはクウガが特別な存在)
この記念の一環で、
(引用:公式サイト)
↑プレミアムバンダイから、大人が普段使いできるグロンギのベルトが発売されました☆
こういうのが欲しかった!
このベルトは設定では「ゲドルード」という名称で、魔石「ゲブロン」が埋め込まれており、その魔石の力で怪人に変身できる。
これはクウガのベルトの霊石「アマダム」と同質のものだ。
また、爆破装置も入っており、怪人がゲゲル(ルールに従い、どれだけの人間を殺せるか競う殺人ゲーム)に失敗した時や、クウガの必殺技で封印エネルギーを注入されると爆発する。
ただの飾りではなく、グロンギの設定を語る上で重要なアイテムだ。
制作はJAP工房というアクセサリーのメーカーです。
元々の着ぐるみの装飾品は、本物の金属ではない筈だからある意味、本物より本物らしい!
(引用:仮面ライダークウガ ひみつ超百科)
前回の記事でも書いたが、ゴ集団の怪人の一部は本編に登場する前に、プレス撮影に登場しており、その時の装飾品の色は金だったが、テレビに登場した時は緑がかった色だった。
(引用:仮面ライダークウガマテリアルブック 空我)
「最初は金の予定だったが後で変更した」か「プレス撮影の時期に緑青の塗装が間に合わなかった」か、僕が知る限り公式では言及されていない。
ファンのサイトの説明でも「暗い金色」「黒鉄色」など一定ではない。
↑小学舘の限定ビデオに登場した怪人の装飾品は金色だったので、僕は前者の説だと思う
でも、公式の設定で「ゴ集団は緑青」で良いみたいですね(゜.゜)
ベルトの本体は19800円(税込)で、それに送料と後払い手数料がかかる。
本当は3種類欲しいけど、それは金銭的に厳しい(/o\)
どれか1つだけ選ばなければならない。
それも後で後悔ないような物を。
ひとつづつ見てみよう。
(引用:公式サイト)
↑ズ集団(銅古美メッキ)
物語の初期に暗躍した、グロンギの下級集団。
初期はハードで暗い展開で、重厚な民族音楽風のBGMが多く、「古代から甦った得体の知れない存在」という印象が強かった。
「キャラクターデザイン」的に、一番ビジュアル映えする色味だと思う。
登場した怪人は少ないが、「グロンギのベルト」と言ったら、この赤銅色をイメージしやすい。
それくらいインパクトのある怪人達だった。
でもオレンジ色(銅)って個人的にあまり好みじゃないし、合わせづらそう。
また、所有することで物語や背景を楽しむ「キャラクターグッズ」として考えると、「下級集団」の付けてた物というのが、何となく物足りない。(反骨精神の象徴でもあるけど)
(引用:公式サイト)
↑メ集団(銀古美メッキ)
物語中盤に暗躍した、中級集団。
ゴウラムが登場したり、ロック風のBGMが増えて、一番エンタテインメント性が強かった時期で、古代の戦士が現代のヒーロー(仮面ライダー)になってきた印象。
所有することで物語や背景を楽しむ「キャラクターグッズ」ではなく、純粋にビジュアルで楽しむ「ファッション」として見たら、モノトーンなので一番他の服に合わせやすそう。
でもメ集団って「ハングリーなズ集団」と「エリートで強敵であるゴ集団」の間に挟まれて、何となく中途半端な印象。
実際は濃くて魅力のある怪人ばかりだが、前後がさらに濃すぎる。
これに限った話ではないが、間に挟まれるとそういう印象を持たれてしまう事が多いかも。
(引用:公式サイト)
↑ゴ集団(真鍮メッキに緑青塗装仕上げ)
中盤から終盤に暗躍した、最強のエリート集団。
メ集団とは比べものにならない強者ばかりだが、逆にストーリーはメッセージ性の強い人間ドラマメインになっていき、バトルシーンは少なくなっていった。
それにも関わらず、皆印象深かった。
上で紹介した前回の記事でも、ゴ集団の装飾品の味わいのある色に興味を持ったのが、僕が経年変化(エイジング)に興味を持ったきっかけだと書いた。
緑青(ろくしょう)というのは、銅などの金属の緑色の錆びのことだ。
でも、緑青の味わいのある色が好きだと言ったのは、鑑賞する「美術品・工芸品」としてであって、身に付ける「ファッション」としては単純にイコールではない。
上で書いたズ集団と同じ理由で、僕は黒を中心としたモノトーンコーデが好きなので、味わいのある緑は果たして使いやすいやすいだろうか?と疑問もある。
メチャクチャ悩んだ結果・・・・・
↑ゴ集団を選びました☆
この商品は「造形的・美術的」に魅力がある物ですが、僕はただ単に「ビジュアル的に格好いい物」ではなく、あくまで「10代の頃大好きで、自分の精神的・思想的な支えになった仮面ライダークウガのグッズ」として買いたいと思ったのです。
その意味で、最初は「野蛮なグロンギらしさの象徴」でもあるズ集団を選ぼうかと思いましたが、ゴ集団の方が好きな怪人が多かった。
(引用:仮面ライダークウガ超全集 下巻)
↑特に、僕はグロンギの怪人では、ゴ・ガドル・バ(カブトムシ種怪人)が一番好きだったので、これが大きい。
(人間体も渋かった)
「美術・工芸・造形」の面で言うと、上で紹介した記事の通り、ゴ集団の装飾品の味わいが好きだったのです。
プレス撮影に登場した時は金色だったが、本編に登場した時は、緑や青がかってたり鉄色だったり、一言で何色と言えない色が気になって見ていたので、そういう面でも思い入れが強い。
なので、ゴ集団を選びました◎
↑本物の緑青ではなく、真鍮にメッキ加工をし、その上から塗装で表現したようです。
全体は一見緑っぽい色だが、様々な色が見え一言で何色と言えないような暗い色で、尖っている部分に所々、地の金色が見えます。
mrredwingchildren.hatenablog.jp
↑緑青に関しては、はてなブログ随一のアメカジ好きである、トビウオギタオ氏の記事で詳しく書かれている。
緑青は「美術品」としては美の対象だけど、「ファッション」てしてはかなり厄介者らしい。
(エイジング好きであっても)
周りの物に付いたり、取り除くのも大変そう・・・。
↑バックルの裏には、ベルトの穴に固定するための突起が付いている。
片付ける時に気を付けないと、ベルトを傷付けてしまう。
裏から見ると、元の色が鈍い金色であるのが良く分かる。
ただ、不満とまではいかないけど、個人的な好みを言うと、
↑普通、造形物は凹部に暗い色を入れ、凸部に明るい色を入れることで立体感を出すと思う。
↑ゴ集団のベルトは、凹部に明るい緑色が入り、凸部の色がかなり暗い色(下手したら黒と言ってもいいくらい)なのです。
実際の緑青は明るい色だから、それをリアルに再現したと思われるが、そのためか造形的にボヤけて見えなくもないのです。
本物そのままの再現でなく、本物と違っても物としてリアリティがある色でも良かったのでは?とも思う。
でも上に書いたように、このハッキリしない何とも言えない色合いが、緑青の魅力でもあるから、これでも僕は良いと思ってます◎
光の加減によっても、様々な色に見えます。
実際に手持ちの服と合わせてみた。
<革ジャン、ジーンズと>
↑イケなくはない!?
(ルイスレザーにグロンギのベルトを合わせたのは、僕が世界初と信じたい)
派手な装飾のベルトとか、アメカジ系のコーデで良く見かけるから、案外相性は良いかも。
アクセサリーをジャラ着けしたら紛れたりして(゜O゜;
デニムが青い色で、激しい色落ちや傷加工のされている物だと、自然に馴染みそう。
ズ集団(銅)やメ集団(銀)なら、もっと自然に見えるかも。
<テーラード、スラックスと>
↑これはさすがに無理だ(笑)
「人間に化けてたけど、正体を現した怪人」っぽくなる。
でも実は「合う合わない」は、どうでも良かったりする。
どういう事かというと、
↑僕はいつも、長めのシャツやTシャツを着てるので、どんなベルトを付けても関係ない(笑)
もっと言うと、実用的な「ファッション」ではなく、所有することで自分を潤すための「キャラクターグッズ」として買ったので、ぶっちゃけ身に付ける必要もなかったりする\(^^)/
(お知らせ)
僕のプロフィール画像は今まで、
↑この、アルファのブーツの写真でしたが、今後は、
↑このグロンギのベルトの写真に変更します(^-^)/