ユウスケのエイジング日記

革ジャンやデニムのエイジング記録を中心に好きな服に関して書きます

最低限の物しかいらない②(ミニマリスト?断捨離?)

前回の記事で、最低限の服しかいらない話をしたが、

yuusukeaging.hatenablog.com


服に限らず部屋の中に余計な物があるのも好きじゃない。


物があると処理する情報が増え、考える事も増えるからストレスになるし、単純に掃除もしづらい。
なので、いらない物はたくさん処分したし、棚や本棚の外に物がないようにしている。
お出かけ用の服も全部で20着くらいしかない。



じゃあ自分はミニマリストか?と言われてもハッキリYESとは言えない。
物が棚や本棚の外に出ないように気を付けてるだけで、子供の頃好きだった本や玩具は取ってあるし、今も棚に小物やフィギュアも飾っている。
断捨離という言葉は若干当てはまるかも。

そういう言葉を知る前から、必要性があるから「余計な物を片付けて最低限の物だけ揃える」という考えそのものは持っていた。


強いて言えば、物を整理している生活をしている最中に、「少女ファイト」というマンガの63話を読み、自分の考えや行動を分析して、自分はこれかなって思ったくらい。
だがこのマンガの中にも、ミニマリストや断捨離という言葉は出てこない。



僕は、物や人をカテゴライズして、型にはめて見るのがあまり好きじゃない。


言葉は傾向を整理して分かりやすくする役割がある。
例えば「パワハラ」や「ブラック企業」という言葉が浸透したおかげで、これらは悪いものだと認識しやすくなった。
それまでは、弱い立場の人に対する暴力や理不尽な嫌がらせが「社会の厳しさ」で当たり前の事のようにまかり通っていた。
アカデミックハラスメントやカスタマーハラスメントもそうだ。
(もちろん、社会は善人ばかりではないので、そういうものに対するタフさは当然必要だが、暴力そのものを肯定して良い訳ない)

だが、最近ニュースで「ひきこもり」がクローズアップされてるが、単純な言葉でひとくくりにして良いか疑問の声もある。
資格を取ったり技術や知識を身に付けるために仕事をしてない人もいるし、考えや気持ちを整理するために人との接触を絶つ人もいるし、社会の枠や人間関係と離れて自由に生きてる人もいるだろう。

「オタク」という言葉も、単純にマンガやゲームなどが好きな人や何かに熱中している人という中性的な意味でもあるが、陰気で気持ち悪い人という蔑称としても消費された。

「オカマ」や「ホモ」も、言う側からしたら侮辱のつもりは全くなくても、同性愛者の歴史では蔑称として使われてきたから、注意が必要な言葉だ。


同じ言葉でも、どんな文脈や含みがあるかで意味が変わってくる。



ミニマリストや断捨離という言葉にネガティブなニュアンスはないから言われても全く嫌ではないし、普通に「断捨離しました♪」「シンプルな生活が好き☆」と言っているが、無駄と必要の尺度や線引きも考えも皆違うのに、簡単な言葉でカテゴライズして良いのか?と疑問はある。

この件だけじゃないけど。




少女ファイト(8)特装版

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少女ファイト(11)特装版

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