ユウスケのエイジング日記

革ジャンやデニムのエイジング記録を中心に好きな服に関して書きます

高いデニムと安いデニムは違うか? Levi'sとDENHAM

僕はグレーのデニムを2本持っている。


↓Levi's(リーバイス)の501

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約12000円
気持ちゆとりのあるサイズ感


↓DENHAM(デンハム)のRAZOR(レイザー)

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33912円
ギンザシックスが出来た年に買った。


僕は、

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このように上半身を、綺麗目のブラックで固めて、明るい色のラフなデニムでヌケ感を作るコーデが好きなので、グレーのデニムを色々試してきた。
(坂本龍馬っぽいかな?)



高いデニムと安いデニムの違いは、様々な人が論じている。

吊るしたり着用してる写真だけだと、違いが分かりづらいし、パッと見は同じに見えるから、日常生活でオシャレするだけなら高い服は必要ないという意見は、僕も正しいと思う。



でもちゃんと比べると、違うものは違う。

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↑分かりますかね?
全て、左がLevi'sで右がDENHAMです。
リーバイスが荒っぽくガサついた表情で、シワ加工も強引なのに対して、デンハムは非常に滑らかで繊細な色落ち加工で、アメリカ製のデニムとは違う雰囲気です。

また、このレイザーというモデルは、ヌーディージーンズのグリムティムと同じで、無理なく穿けるが脚が綺麗に見えるように計算されて作られている。

高価なのは、それなりの理由があると思う。


ただ、他のモデルは知らないけど、個体によって品質にバラつきがあるかもしれない。
同じデニムで売ってる物を見ると、加工品のせいか傷やほつれのある物もある。
このモデルは穿き口のあたりに傷加工が施されているが、加工とは違う傷があると萎えてしまう。

僕が買った物は、お尻の辺りから糸がはみ出してて、買った後、直し屋さんで引っ込めてもらったが、2年経ってまた出てきてしまった。

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また、ストレッチが効いており非常に穿きやすいが、ストレッチのデニムにはポリウレタンが混紡されているので、将来劣化する可能性もある。
(ポリウレタンが含まれている服のレビューとか、誰か書いてないかな?)



逆にリーバイスの方はかなり頑丈だ。
デンハムを買ってよそ行き用にしてからは、普段着用として割とラフに扱っているが、全く壊れる気配がない。
これも色落ち加工されてる物だが、加工によって出来た傷などは一切ない。

これを買う前は、アルマーニエクスチェンジのグレーデニムを穿いていた。
ビジュアルはオシャレだが、こういう若者向けのブランドとかだと、ゴワゴワして穿き心地がイマイチ良くない。

この501は、アメリカ製でもセルビッジでもないし、高級なラインのものでも特別に作られたものでもなく、一番安い通常の商品だ。
リーバイスは安いが、元々が作業着なのでギア(道具)としての性能は高く非常に穿きやすい。
さすがデニムの元祖だ。



高い物には、高いだけの理由があるし、それだけの特質も価値もある。
でも、価値基準によっては、高い物が必ずしも全て優れている訳でもない。

高いデニムと安いデニムはどう違うか?
一つのデータです。



↓この記事に登場したデンハムのデニムのレビューです

yuusukeaging.hatenablog.com



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