ユウスケのエイジング日記

革ジャンやデニムのエイジング記録を中心に好きな服に関して書きます

人生初のSchott!人生初のダブルライダース !

今年はこのブログの記事を、たった4件しか書けなかった(苦笑)

更新が無くても、毎日100件くらいアクセスはあるから有難いm(__)m


yuusukeaging.hatenablog.com
↑春の記事で、しばらく新しい革ジャンを買うことは無さそうと書いた。

気になる革ジャンは沢山あるが、強い動機が無かった。
今持っている、ルイスレザーズのウエスタンジャケット1着だけを愛していた。


だがその後、自分の中で欲望が大きくなり、買う決断をしました。
今年は私生活で大きい区切りがあったので、自分へのご褒美と、気合いを入れる意味もあった。



新しく買ったのはこちらです☆


↑「Schott 613US」です!

通称「ワンスター」、世界一有名なライダースジャケットですd=(^o^)=b


ダブルライダースは「文化」として興味があったが、「自分が着る物」としては今までは強い動機がなかった。

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↑しかし、今年開催された「レザーズデイ」に行ったり、現物を何度も見ることで、着てみたい欲が大きくなりました。



↑「Schott(ショット)」は、1913年にアメリカで創業したブランドだ。
1928年に世界で初めてフロントジッパーを採用した「Perfecto」シリーズが生まれ、50年代にそのフラグシップモデルとして登場したのが、今回僕が買った「ワンスター」だ。

「デニムといったらLevi'sの501」と言われるように、「ライダースジャケットといったらSchottのワンスター」とも言えるのではないでしょうか◎


今年はショットの創業110周年の年で、革ジャン好きの間で話題になりました( °∇^)]
で、上にも書いたように、僕の生活面でも大きい区切りがある年だった。

「Schott110周年の年」でもあり「僕個人にとっても意味ある年」である今年に買うのも、何かの縁だと思い決断しました。
自分自身へのクリスマスプレゼントです(*^▽^*)




↑問答無用の存在感です♪
ワンスターは50年代に登場してから、時代によってサイズ感は微妙に変わっても、基本的なデザインは変わっていない。

価格は税込143000円。
少し前は、比較的買いやすい値段だったが、どんどん値上がりしてしまい、ルイスレザーズより少し安いくらいになってしまった(ToT)
(早く戦争とか無くなって欲しい・・・)


613USは、元々の613を日本人向けに作った物で、僕が買ったのは36サイズだ。
34も着れたが、前が閉まらなかった。

革ジャンは前を開けて着るのがカッコいいと思うし、その状態なら34の方が良かったが、服の機能として前を閉められないのは困ると思いました。

また、「613UST」という、着丈が長く肩幅の狭いモデルもあるが、面積が大きく感じ、通常のワンスターの方が丈が短くモードっぽいのではないか?と個人的に思った。
(初めてワンスターを買うなら、一番スタンダードな物が良いし、アメジャンらしいアメジャンが良かった)



↑後ろ
贅沢な一枚革。

アクションプリーツがあるので、硬い革でも動きやすい。



↑最初は自立した。

頑丈なカウハイドだが、以前持っていたバンソンほど不自然な重さや硬さはなく、街着でも使うことは出来そう。
それでもルイスレザーズの馬革に慣れると、少しぎこちない。


yuusukeaging.hatenablog.com
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↑過去の記事で、天然の革製品は傷が付き物だということを書いた。

でもこのワンスターには、細かいスレがあるけど、えぐれたりめくれたような傷は全くありません(^^)b
これは素晴らしい◎



↑前を開けて着る時、ベルトが少しうっとうしい。

モヒカン小川さんがベルトを切った気持ちが少し分かった気がする。
(実行する予定は今のところないけど)



↑このエポレットに輝く☆マークが、この革ジャンが「ワンスター」と呼ばれる由縁だ。

これも街着として使う分には必要ないデティールかもしれないが、これは絶対に切りたくない(笑)


ルイスレザーズには数字の品番とは別に、「ライトニング」「ドミネーター」といった分かりやすいモデル名があるが、ショットの品番は数字とアルファベットだけだから、知らない人からしたらどれがどれだか分かりずらいが、「ワンスター」だけは別かも◎



↑裏側はキルティング(中綿)になっている。

寒い時期は革ジャンの下はスウェットとダウンを合わせるが、12月ならダウンなしで十分かも。
(風が強いと少し厳しい)


内ポケットはない。



↑肩から肘にかけて、少し太くなっている。

バンソンのDJCBを以前持っていたが、この部分の太さが、全体の印象に影響してると思う。

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↑過去の記事で、同じ角度で腕を比較しているので、良ければこちらも♪



↑フロントのファスナーには「SCHOTT NYC」の刻印。

スライダーは、日本に多く馴染みのある服と違い、右側に付いている。
本格的なアメカジ系のジャケットは、このタイプが多い気がするので慣れたい。



↑腕のファスナーは「SCHOTT」の刻印

下まで閉めると腕先が細くなり、見え方が変わる。
僕は8割くらい閉める方が好み。



以上がデティールの紹介でしたm(__)m

で、1週間着た後の状態が、


↑こちらです♪

いい感じです!
手に入れて直ぐに、日帰りの旅行に行ったり、実家に帰った時にずっと着ていたから、1週間でもしっかりエイジングしてます。
もう自立はしません。

今後もっと着ることで、自分の身体に馴染み、立体的になるだろう。
腕の部分は動かすから変化しやすいが、革が硬いのもあり、身体はまだまだだ。
前を上まで閉めて着ると良いかもしれない。



↑右の袖に傷が出来てた。

上で書いたように、買った時は傷がなかった(筈)。
いつ出来たか今となっては不明だが、この部分は少し柔らかいから短い期間でも傷が出来てしまったのかもしれない。
(これくらいなら、レザーコンシーラーで直るからいいさ)



これで手元にある革ジャンは2着になった。(フェイクレザーのコートを除く)


↑ルイスレザーズとショット

「革ジャン界のツートップ」と言っても良いブランドの革ジャンが、僕の手元で初めて揃う幸せな光景です( ☆∀☆)



「あとがき①」

今回はワンスターを買ったが、実は第一希望は違う革ジャンだった。

一番欲しかったのはB-3だった。

yuusukeaging.hatenablog.com
↑過去の記事で書いたが、今年発売された「バイオハザードRE:4」の主人公であるレオンの革ジャンが、ショットのB-3と設定された。
なので、メチャクチャ気になっていたのです。


革ジャンはこれまで何着か経験あるし、フェイクレザーのB-3も着たことがあるから、サイズ感さえ間違えなければ、いきなりB-3を買うのもアリだったと思う。

「いきなり本革のムートンは怖い」という気持ちが、全く無いと言ったら嘘になる。
でもそれ以上に、「革ジャン文化」に興味を持って約5年程で数着買ってきた中で、「ショットのワンスターをまだ経験していないな」という気持ちが、ずっと片隅にあった。

今まで買ってきた革ジャンが、「セレクトショップの気軽に着れる革ジャン」、「超バイカー向けのクソ重いバンソンの中で、さらにマイナー系のGジャンタイプ」、「ルイスレザーズの中でもマイナー系のGジャンタイプ」と、片寄った物ばかりだったので、「革ジャンの基準値」であるワンスターを、このタイミングでワンクッション挟む意味で経験しておきたいと思ったのです。


「あとがき②」

いきなりこんな事を言うのもアレですが、この613USは、自分自身の好みにドンピシャだとは最初から思ってはいません。


どういう事かと言うと、「Schottのワンスターは全ての革ジャンの基準になる」と言われている。
それはサイズ感だけでなく、革質や着心地などもだと僕は思う。

革ジャンの基準ということは、良くも悪くも多くの人の「平均値」であり、個人個人が自分にとって理想の革ジャンとなると異なってくると思う。


これを着ていくことで、自分の中に欲が出てくる筈だと思う。

「もっとこんなサイズ感やシルエットがいい」
「もっとこんな革質がいい」
「もっとこんな経年変化するものがいい」
「もっとこんなデザインがいい」

と、自分の欲望や嗜好の方向性を炙り出して明確にし、自分自身を知るための「装置」になるのではないか?と考えています。

yuusukeaging.hatenablog.com
↑このブログの初期の方で、それに関連した記事を書いています。


なので、この613USは実験的に使う意味でも、ルイスレザーズよりもラフに扱う予定です。
今後どうなるか??

同じワンスターでも、他のモデルが良いと思うか?
ダブルライダースやショットそのものが合わないと思うか?
今はドンピシャじゃないと思っても、この革ジャンにハマるか?

今後もレビューしていきます◎


よいお年を(^-^)/


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↑次の記事。

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↑次の記録。