ユウスケのエイジング日記

革ジャンやデニムのエイジング記録を中心に好きな服に関して書きます

ショットのワンスターは「ゴツい」か?

あけましておめでとうございます☆


去年はあまりブログを更新出来なかった。
でも今年は色々書けそう。

yuusukeaging.hatenablog.com
↑去年の年末に、有名なSchott(ショット)の613US、通称「ワンスター」を買いました♪

このワンスターのレビューや経年変化についての記事が、今年のメインになるかもしれない。



実はこのワンスターを買った当日、「間違った買い物だったんじゃないか?」と不安になりました(´д`|||)



僕は服を買う時は事前にリサーチするから、その場の衝動買いは基本はない。

革ジャンのような高価な物ならばなおさらだし、ワンスターを買うためにショットの店舗に何度も足を運んだり、持っている人のレビューにも目を通した。


ルイスレザーズを1着持っていて、サイズは34だ。
なので最初はワンスターも34を試着した。

「アメジャンはゴツい」「アメジャンは細い日本人には合わない」という意見を良く聞くが、実際にワンスターの34を試着してみると、非常にスマートで、着丈が短いためモード感すらあり、ファイナルファンタジー8のスコールを現実的にしたようなコーデが出来そうにも見えた。

「613UST」という着丈が長く肩幅が狭いモデルもあり、「スマートで現代的ならUSTの方が良い」という意見を良く見かけるが、面積が大きくなり、逆に野暮ったくなるのではないか?と個人的に思った。


だが34はビジュアル的に最高だけど、前を閉めることが出来なかった。
いくらビジュアルが良くても、前を閉めるという、服の大事な機能を失うのはマズイと思った。

ここで少し悩みました。
34だったらスマートなUSで間違いないが、36だと少しゴツく見えるし、USTとの違いも良く分からなくなってしまった。
また、バージョン違いのダブルライダース「618」もありさらに悩む。


だが、僕がワンスターを買いたいと思った動機が、「革ジャンの基準値であるワンスターを、まだ経験していないから、一度それを知りたいから」でした。


↑ならば、一番スタンダードな「613US」一択しかないし、服の機能的に前を閉められない34ではなく36が良い。


以上の経緯で決断し、購入しました。




↑家に持って帰ったら、その日の夜にそのまま着てラーメン屋で食事をしました。
ルイスレザーズの馬革に慣れていたから、割と重たく硬く感じたが、バンソン程ではない。

でも不安を感じた。

家に帰ってから、洗面所の鏡で自分を見た。


↑実際の洗面所ではないが、洗面所の鏡だとこのように上半身しか見れない。

それを見て、「もしかして思ってたよりゴツいのではないか?(汗)」と不安になった。
特に斜めから見ると腕が太く見え、上半身がかなりゴツく見えるような気がしてしまった。


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↑僕はかつて、バンソンの革ジャンを持っていたが、あまりに重くて硬くシルエットも野太く見えてしまい、自分の生活スタイルに合わなかったため手放してしまったことがある。

なので、その日の夜布団に入りながら

「前が閉まらなくても、ひとつ小さいサイズにするべきだったか?」
「肩幅の狭い613USTの方が良かったか?」
「ワンスターよりも、もう少し奮発してB-3を買うべきだったか?」
「怖いけど、洗濯して縮むかやってみるか?」
「タグを切ったり腕曲げたら、返品できないっけ?」

と、様々なネガティブな考えが頭に浮かび、ろくに寝れなかった。
ゴツい革ジャンはバンソンで懲りた筈なのに、またやってしまったのか?


僕の経験上、革ジャンを着た時の印象は、斜めから見た時の腕の太さの印象が大きいのではないか?と考えている。

ここで、いくつかの革ジャンを比較したい。


↑ルイスレザーズ(ウエスタンジャケット)
エスタンジャケットはレギュラーフィットのみの展開だが、十分すぎるほどスマートです。


↑バンソン(DJCB)
肩から肘にかけて膨らんでいる。
これだけで、着た時にかなりゴツい印象になる。


↑ショット(613US)
この画像だと肘の部分が大きく突き出ているが、着た時はバンソンと同じように肩から肘が膨らむ印象。
ただ、袖のファスナーを閉めることで、腕先は細くなる。



様々な不安があるが、やはりある程度着なければ分からないと思い、日帰りの旅行にワンスターを着て行く事にした。

その途中で、大きな鏡で全身を見た。


↑あれ?悪くはない?
正面からだと腕の太さは目立たないので、スマートにすら見える。


↑腕の太さが目立つ斜めから。


↑前を開けて正面から。


↑さらに斜めから。


これは「ゴツい」だろうか?


「ゴツい」と「ゴツくない」の境界線があったら、「ゴツい」側に少しはみ出るとも、「ゴツくない」にギリギリ収まるとも言えると感じた。

仮に「ゴツい」にはみ出てても、「ゴツい」に振り切ってるのと「ゴツくない」に近いのでは大分違うと思う。
「逞しく見える」程度で、街着としては使えるスマートさもあると思う。
(デザインがシャープだから、それにも助けられてると思う)

上半身だけでなく全身のバランスで見たら、不自然さはない筈(^^)d



手に入れて10数日くらいだが、上で書いた購入当日の不安はもう無くなりました♪



↑以上のことから、自分の身体が少し逞しく見える程度のシルエットなので、僕みたいな細身の人が街着でも使えると確信しました(^^)v

逞しい人やゴツい人は自分のイメージにそのまま合うし、細身の身体をカバーしたい人も余程ガリガリでなければ似合わないこともないと思います。


硬くて重いが、それも街着で使える範囲内な筈。

むしろ、その「多少の不便さ」が革ジャンの醍醐味でもあるのを、革ジャンが好きな人は分かると思う。
バンソンの革ジャンでは出来なかった、「硬い革ジャンを自分に馴染ませる」という行為が、ショットのワンスターなら出来るかもしれない◎



↑ただ今回のレビューは僕個人の印象であるので、これでもゴツいから「ナシ」と感じる人はアメジャンは合わないと思うので、もう少しお金を貯めてルイスレザーズのようなロンジャンが合うと思います。

もしくは、ワンスターのシルエットは問題ないが牛革が耐えられない人は、他の革のワンスターが良いでしょう。
(僕は未経験だけど)


実際に試着するのが間違いないです◎