ユウスケのエイジング日記

革ジャンやデニムのエイジング記録を中心に好きな服に関して書きます

革ジャンのキズ ①

僕の買ったVANSON DJCBには、買った当初からキズがある。


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天然の革製品は、生きてた動物から採られたものなので、質感は均一ではないし、生きてた時に出来た傷や、分厚い革を作る時に出来る傷がどうしてもある。
(購入したワシントンハウスの方が言うには、それを気にしすぎると売る物がなくなってしまうし、売れない物は店に置いてないとのこと)

デニムもレザーも、着込んで出来るシワや色落ち、キズなど、ドレス寄りの服だったらマイナスになる表情が、味わいになる。だから長く着れるし、デニムとレザーは高くても良い物を買いたいと思っている。

このキズのような均一でない要素は、合成素材ではない生の革の証明や高級感であるし、新品の今は正直気にはなるが、前回のヌーディージーンズの記事で、洗濯シワやベルトルーフの色落ちが最初は気になっていたが、エイジングが進むと逆に味わいになると書いたように、この革ジャンのキズも味わいになると信じて着ようと思う。


↓前見頃の裏には大きめのキズがある。さすがに表から見える部分にこういうキズがあったら考えてしまうが・・・。

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キズ以外にも、天然の革だからある要素はたくさんある。


「虫さされ跡」

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↑これがそうかな?牛さんもずっと外にいるから、大変そう。

「チスジ」
血筋と書く。血管の跡。

「シボ」
細かいシワが集まって模様のようになったもの。着込んでも出てくる。象革にもある

「毛穴」
豚革に見られる。



昔読んだ漫画の中で、「高級な服を買う人が、間接的に動物を殺している事に気付かないのが怖い」というセリフがある。
自分の持ってる革製品を作るために、確実に動物一頭を殺しているのだから、それに感謝して大事にしたいと思う。
(豚革は、食用に殺して、出た革を製品に利用しているらしいが)



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