ユウスケのエイジング日記

革ジャンやデニムのエイジング記録を中心に好きな服に関して書きます

レザーコンシーラーで傷補修

以前、レザー製品には傷が付き物だという記事を書いた。

yuusukeaging.hatenablog.com

天然の革は、動物から採れれたものだから、生きていた時に出来た傷があったり、ミシンで縫う時も傷が出来てしまうらしい。


着ているうちに出来た細かいものならば気にならないし、エイジングすれば味わいになる。

でもやはり大きい傷は、いくら裏側でもどうしても気になる(´Д`|||)
ここから広がったりしそう。

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何か良い手段はないかと調べたところ、

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レザーコンシーラーという物があるのを知った。

レザー製品の傷や色落ちを補修出来るクリームで、主成分は顔料らしい。
M・モゥブレイのが有名みたいです。

使ってみた。

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塗って乾いたらまた塗ってを何度か繰り返した。

さすがに深くえぐれたような傷は完全には消えないけど、膜で覆われて目立たなくなったし、これ以上傷が悪化しなくなったと思う。



これなら、
「レザー製品の手入れはこれで十分じゃん☆」
と思ってしまいがちだが、コンシーラーの説明書には、

・一度乾かして定着した場合、完全にレザーコンシーラーを落とすことは出来ません。
・1度レザーコンシーラーを塗布した箇所に、靴用のカラークリームを塗っても色は浸透しません。

と書かれている。

レザー本来の質感を大事にしたり、栄養を与える目的なら、色付きの乳化性クリームをマメに塗った方が良いようです。
コンシーラーを使うのは、よほど酷い傷や色落ちのある部分など、最低限にした方が良いみたいですね。


補修した部分が今後どうなるか、変化があればまたレビューします_(._.)_




メンズエッグとメンズナックルの思い出①

以前の記事で、

yuusukeaging.hatenablog.com

僕がファッションをちゃんと勉強し始めたのは20代の中頃と書いた。

それは、服の種類やブランド、コーデなどをちゃんと勉強し始めたという意味で、それ以前に全く興味が無かった訳ではない。


高校までは親の買ってきた服を着てる子で(ジーンズメイトすら怖かった)、高3あたりから少しずつ自分で買うようになったが、ブランドは知らないしコーデも考えず、気に入って買った服を適当に着てただけだった。



そんな時に、ヘアスタイルにも興味を持ち、理想のヘアスタイルは何か?とコンビニや本屋を物色して、

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(引用:メンズエッグ2007年2月号)

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(引用:メンズナックル2011年10月号)

メンズエッグとメンズナックルに興味を持ちました☆


特に、
今では芸能界で活躍している

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(引用:宝島社 WILDHEAD)

ジョイ(ジョゼフ・グリーンウッド)や、


顔が整いすぎてCGじゃないかと言われた

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(引用:激モテ!!HAIR&FASHIONテクニックカタログ)

塞上リョーマが好きでした(^_^)


ただ、彼らのヘアスタイルが好きで毎月見てただけで、複雑に組み合わせたりゴテゴテした装飾性の強いファッションが好みだった訳じゃないし、渋谷のクラブとかパリピ(当時はそんな言葉なかったけど)っぽい遊びや文化に興味はなかったのです。

(今考えれば、小さいきっかけでもこういう雑誌を読んでたなら、それに関連するカルチャーにも触れておけば良かったかなとは思う)

柄シャツや黒系の服は好きだったので、109men'sで何度か買いました。
今の自分から見ても、気軽に買える値段の物ではない物も結構あり、当時の自分にはなおさら敷居が高かったので、ほとんどの物が他の安い量販店の物でした。

ビームスやシップスなど、昔からあるベーシック系のセレクトショップとかは全く知らなかったし、他のファッション誌も見てなかったので、オシャレな服屋といったら109くらいしか知らなかったのです(。>д<)



で、久々に昔買った本を見返してみた。

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(引用:渋谷ストリートスタイル)

読者モデルや渋谷の文化に関係ある人達が、どんな私服を着てるかという内容だ。


雑誌に載ってるような人でも、意外と安い服とかを着てたりするのですσ(^_^;)?

ブーツとか一点、高価な物を選んで、他は安い物でうまくコーディネートしている人が結構いたように思う。

驚いたのは、アウターやボトムスなど主役になりそうなアイテムに、ZARAH&Mのようなファストファッションの物を使っていたり、読者モデルでも全身ユニクロの人もいた。


若い人が身近な物や少し背伸びした物でオシャレするという意味では、凄い参考になった雑誌だったと思う。
(ジョイは、カッコよすぎて普通の人が真似できなかったから、人気がなかったと聞いた事がある)



時代の流れか、メンズエッグは6年前に休刊してしまった・・・。
メンズナックル頑張れ!!p(^^)q



men's egg (メンズエッグ) 2013年 11月号 [雑誌]

men's egg (メンズエッグ) 2013年 11月号 [雑誌]

  • 発売日: 2013/10/12
  • メディア: 雑誌
men's egg (メンズエッグ) 2011年 01月号 [雑誌]

men's egg (メンズエッグ) 2011年 01月号 [雑誌]

  • 発売日: 2010/12/14
  • メディア: 雑誌
men's egg (メンズエッグ) 2007年 05月号 [雑誌]

men's egg (メンズエッグ) 2007年 05月号 [雑誌]

  • 発売日: 2007/04/14
  • メディア: 雑誌
men's egg (メンズエッグ) 2008年 03月号 [雑誌]

men's egg (メンズエッグ) 2008年 03月号 [雑誌]

  • 発売日: 2008/02/14
  • メディア: 雑誌
MEN'S KNUCKLE(メンズナックル) 2019年 10 月号

MEN'S KNUCKLE(メンズナックル) 2019年 10 月号

  • 発売日: 2019/08/24
  • メディア: 雑誌
MEN'S KNUCKLE(メンズナックル) 2019年 09 月号

MEN'S KNUCKLE(メンズナックル) 2019年 09 月号

  • 発売日: 2019/07/25
  • メディア: 雑誌

高かったけど手放した服② DIESEL JoggJeans SONORA

以前の記事でも少し言及したが、

yuusukeaging.hatenablog.com

以前、DIESELのJoggJeans(ジョグジーンズ)のシャツを持っていたが、手放してしまっている。

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JoggJeansはDIESELが出している、ジーンズのような見た目と質感で、ジャージやスウェットのような伸縮性のある素材の服だ。

僕が買ったのはSONORAというモデルのシャツで、ベーシックなデニムシャツのデザインの物だ。


このシャツは3万円以上した物で、僕にとって

「初めて買ったハイブランド
「初めて買ったDIESEL

という思い入れのある服だった。
給料日の仕事帰りに、やっと買えた喜びと興奮は今も忘れません。

DIESELの他のデニムシャツと比べても、鮮やかで深みのあるブルーが綺麗で、自慢の一着でした。



それでも着なくなり売ってしまったo(T□T)o
何でかと言うと、


シャツをアウターとして着る時期は大体、5月~9月頃になるが、その時期に着るアウターとしては、厚手で暑かったのですorz

前回の記事で紹介した

yuusukeaging.hatenablog.com

白いシャンブレーシャツは

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同じDIESELで同じ時期に買った物ですが、もう少し薄手で、真夏以外のこの時期に長く着れるので、今でも僕の主力だ。

もう少し涼しい3月~5月と、9月~12月のアウターは、ジャケットやブルゾンが好みだし、その時期や真冬のインナーとして使えば優秀だったが、ジャケットやコートのインナーは、カットソーやセーターが好みだ。

それで気付いたら着なくなってしまった・・・。



もちろん、頑張って買った高い物だったから、

「そんな馬鹿な!」「そんな訳ない!」

と認めたくはありませんでした。


ですが、以前の記事でも書きましたが

yuusukeaging.hatenablog.com

「自分が自分らしくあるため」「誰でもない自分自身になるため」
認めたくないものでも、非常識や不道徳なものでも、自分の正直な感情を直視しなければいけない。
(実行してはいけない事はしません)

なので「着なくなってしまった」という事実を認めて古着屋に売りました。


実際に買って使うことで、自分がどういう物が好みで向いているか知ることが出来るから、自分を純化させることになるが、こういう痛みを今後の買い物に活かしたい。



実は元々、気になっていたデニムシャツがあったが、DIESELの服が欲しかったので今回のJoggJeansのシャツを買ったが、理想のデニムシャツには出会いたいので、機会があれば着たいと思ってます。
(もちろんもう少し薄手の)
やはり、本物のデニムの質感が好きみたい。



余談ですが、JoggJeansのシャツは暖かい季節には向きませんでしたが、

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ズボンなら、楽に穿けます!


あ、4回連続でDIESELの記事書いてる(笑)




DIESEL 白シャツ RUPERT

前回の記事で出てきた白シャツは、

yuusukeaging.hatenablog.com

DIESELの、RUPERTというモデルのシャンブレーシャツで、4年間愛用している。
サファリに掲載されているのを見て「これだ!」と雷が落ちた。
(シャンブレーとは、デニムの仲間です)

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定番のデニムシャツにはないデザインで、どちらかというとGジャンに近いデザインだ。
ポケットが表ではなく裏から布を縫い付けて作られている。
また、生地はオックスフォードよりも薄めだ。


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「白シャツは清潔感があるから女子ウケに一番有効」というのは、様々なファッション関係者やブログでも言われている。
この考えは間違いないし真理だと思う。

だがシンプルな白シャツやスラックス、革靴などまんまだと、会社帰りみたいになるので好みではないので、適度に装飾性があるのが好みです。

また、これは一番重要なことで、「時代や流行と関係なく長く使えるけど、尖っていて自分の個性や表現になり、他人と差別化できる服」が、僕は好きなのです。
以前の日記でも書きました。

yuusukeaging.hatenablog.com

そのような意味で、このシャツは僕にとって理想の白シャツなのです☆



綺麗めの物と組み合わせても、

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ワイルドなデザインなので固くならないし、
(スラックスの裾にシワが出来るのってカッコ悪いんだっけ汗)


ラフな物と組み合わせても、

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ホワイトなので、清潔感を維持したまま馴染んでくれます。


僕は季節ごとに変化が欲しいのでアウターとしてしか使いませんが、テーラードや革ジャンのインナーとしても使えます。



と、
これだけ素晴らしい白シャツですが、若干キツいのです(*_*;
着ていれば伸びて動きやすくなるのですが、洗濯すると気持ち縮むの繰り返しなので、毎回お出かけしてすぐは窮屈・・・。

以前も書きましたが、

yuusukeaging.hatenablog.com

当時は、とにかくタイトなサイズが良いと思っていたのですが、カジュアルシャツだから着丈が極端に短くなければいけないとか、スリムなのが良いから極端に細いのでなければいけないとか、そんな事はありません。
細かい部分は気にしなくて良い場合もあります。
特に、僕のようにモヤシみたいに細い男性は、タイトすぎると細さが強調されすぎるのです。


なので、可能なら買い直したいと思ってますf(^_^;
それで、このシャツは、DIESELのシャツはどこまでタフか?を試すための実験用にして、普段着としてラフに着てました。

全く破れたり壊れたりもほつれもしないし、縫製もしっかりしています!

DIESELのシャツは品質が良いです!!
実際着た感想なので間違いありません☆


それだけに、キツいサイズを選んだのが悔しい!!
DIESELた~~ん、またこういうシャツ出して~~~!!!

3回連続で白シャツの記事だ・・・



俺コーデ① 白シャツベーシック

今までの記事では、お気に入りのアイテムの紹介ばかりだったので、実際にそれをどのように組み合わせてお出かけに使っているかも紹介します☆



過去の記事でも書きましたが、

yuusukeaging.hatenablog.com

僕がちゃんとファッションを勉強し始めたのは、学生生活が終わる20代の中頃です。


その頃、デニムを中心にしたカジュアルなものに興味があり、サファリという雑誌にハマってました。
シンプルなコーデも好きだったので。

この雑誌の内容は、モードっぽくカッコつけたり気取らないけどオシャレに見えたり、カタくならないように崩したりするノウハウが掲載してあり、独特の言い回しもユニークで非常に分かりやすい。


特に、シャツをカジュアルに着る方法に関しては、流行とか関係なく参考になった。

・身幅やアームホールのサイズ感をほどピタに
・裾を出すので腰にかかる着丈にする
・長く着込んだような褪せた雰囲気
・シワも味わいになる素材感
・ざっくりな素材感
・テロテロな素材感
・襟が柔らかい・小さい
・台襟がない
・袖まくりや胸を軽く開けてこなれ感を出す
・デザイン自体がカジュアルな物を選ぶ

などの方法を紹介していた。


ただ、カジュアル寄り過ぎるコーデは、ガタイの良い外国人ならサマになるけど、日本人がやると、野暮ったく子供っぽく見えたり、無頓着に見えたりするようです。

なので、サファリで紹介されているコーデのままだけでなく、ドレス感を多めにするのが好みです。



↓これは、僕がよく使う、一番ベーシックなコーデの一つです。
どうかしら?

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・シャツ(DIESEL)
・Tシャツ(N.HOOLYWOOD)
・デニム(NudieJeans)
・ブーツ(ALPHA)

白シャツ、黒いボトムス、革靴。とスーツで使うようなアイテムですが、シャンブレー生地のウエスタンシャツ、デニムパンツ、ワイルドなリングブーツと、カジュアルな物にする事で固くならないようにしています。
シンプルな白シャツやスラックスだと、会社帰りみたいになるので、好みじゃないのです。
(ドレス寄りだったら、インナーが見えないようにベージュのタンクトップにするらしいです)

逆に、このような男臭さや泥臭さのあるアイテムも、モノトーンでスーツと同じ配色にすれば、キメすぎずに都会っぽさが出せます◎

前回の記事で紹介したリネンシャツでも、このコーデが使えます。

yuusukeaging.hatenablog.com



↓ちなみに、これは失敗したコーデです。

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上にも書いたように、ファッションを改めて勉強し始めた頃、カジュアルに行きすぎたのです。
(無意識に、身近なものから洗い直そうとしてたかも)

このような、褪せ感のある迷彩柄のシャツを着るなら、ボトムスは細めのブラックかホワイトの物にするべきでした。
(逆に、このようにラフでユルめのボトムスに合わすなら、ドレス寄りの細めの無地のシャツにするべきだった)


これより以前は、艶のある黒いアイテムで固めすぎて、わざとらしくなったりしてましたが、そのような物がオシャレに見えると、何となく感覚で分かっていたのかもしれないし、ある意味、半分は正しかったのかも。

ドレス寄りすぎるのもカジュアル寄り過ぎるのも、両極端は良くないという勉強でしたm(__)m




夏の一張羅 DIESELのリネンシャツ

ブログ見てくれる人が、ちまちま増えて嬉しい◎
更新が不定期で申し訳ないですm(__)m




趣味とはいえ、ファッション関係のブログを書いてる立場としてこんな事を言うと、ちょっと恥ずかしいですが、実は僕は、



「夏用のお出かけの服を持っていなかったのです!!」



年々暑くなるから、夏はほとんど蟄居です(-""-;)
出かけるにしても、暑い時間帯は避けたり、長い時間外にいる用事は作りません。

春や秋用のシャツで何とかしていたのですが、やはり辛いのと、季節ごとに変化が欲しいので、

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DIESELのリネンシャツを買いました☆
S-PLAN-Aというモデルです。


元々27000円の商品ですが、セールだったので16200円で買えました。
よりによって「好みだ」と思った服に限って高い事がよくあります。
元の値段なら買う気にはなりませんでしたが、セール後の値段なら「買っても良い」と思えました。

セールで売られている商品は、魅力がなく売れ残ったから安く販売される物が多いので、ロクなものがない事が多いですが、たまに良い物もあるので油断は出来ないです。


前回の記事で好みの服について書きましたが、

yuusukeaging.hatenablog.com

流行と関係なく着れますが、個性的なデザインなので、自分の表現になってくれます。

エスタンシャツの要素を取り入れてあり、シンプルさと装飾性のバランスが、僕の好みにドンピシャです◎

カラーはホワイトと表記されてますが、アイボリーに近いです。

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背中の文字もカッコいいです☆
DIESELのシャツは、好みの物が多いです。

また僕は腕が細いので、夏でも長袖です。



僕は仕事の日はスーツで、休みの日に着る服は数が少ない分、良い物を買っています。
夏はさらに出かける日も少ないので、これ一着あれば十分!

多分、極端なミニマリストの人達は、全ての季節がこんな感じなのかな?
僕は夏だけミニマリスト(o^-^o)




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流行と関係なく着れるけど、尖っていて人と差別化できる服

過去の日記でも書いてるが、僕は

「流行と関係なく着れるけど、尖っていて人と差別化できる服」

が好きだ。



といっても、周りと違う奇抜な格好を狙ってしたい。という意味ではありません。

「個性」というのは、僕は「自分らしくある」ことだと思っています。
得手不得手も、長所と短所は皆違うし、価値観も皆違うから、役割も立ち位置も皆違います。

内向的な人は、人とコミュニケーションするために美術や音楽の才能を伸ばすことが多いし、逆にフィジカル面が強い人は、メンタル面が弱いことが反動になっている傾向もある。


ですが、個性の意味を取り違えた人を、何度も見てきました。

奇抜で派手な言動や、騒がしく目立つことだけが「個性的」と思い、他人が「個性的」と言ったタイプになろうとする事は、ただスタイルや型にはまりたいだけです。

最悪なのは、これを教育の場で行われる事です。
多様性を認めずに、これを押し付けて画一化すれば、「個性」の名のもとに、本当の意味での「個性」を殺してしまう事になります。
僕はこれを「間違った個性」と呼んでます。



服の話に戻りますが、一人一人タイプも嗜好も違う筈だから、自分の好きな服や、個性や表現になる服を選ぼうとすれば、自然と人とは違うものになると思うのです。


Gジャンタイプの革ジャンや

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リングブーツは

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作っているブランドが少なく、他人とカブらないから嬉しいのは事実ですが、まず最初に「自分が好きだから」という動機があります。
それがなく、ただ「他人と違うから選ぶ」だと、自分を偽造する事になります。


逆に、定番の服で好きな物もあります。

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テーラードは無駄な装飾のないシンプルな物が好きですが、1ボタンの物がモードっぽい雰囲気で好みです。

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Tシャツも無地のシンプルなものが好きですが、Vネックがシャープな感じで好みです。
ただ胸が開きすぎてるのは、いやらし過ぎて好みではありません。


小さいことですが、「1ボタンが好き」「深くないVネックが好き」というのも、僕の個性です。

定番と言われるアイテムでも、ちゃんと自分の内側の動機で選んで組み合わせれば、それが自分らしさになり、結果として他人と違うものになります。

仮に、他人とカブったとしても、自分が本当に好きで選んだのなら、それも個性だし、人とカブらないように好きでもない服を選ぶのは本末転倒で、上で書いたように自分を偽造することになります。

タイトルにある「他人と差別化」というのは、「誰でもない自分になる」という意味で使ってます。



と、理想論を書きましたが、それだけでもないとも思ってます。


「価値観が違う」以前に、善悪や優劣というのは確実にあります。
「ドレス感を多め」や「大人っぽい」コーデがオシャレに見えるというデータもあるから、ファッションに限らず正解やルールがあるか?という議論もあります。
定番の物は、大多数の人に好まれているのも事実です。

自分がより自分らしくあるために、他人や世の中の傾向やトレンドと比較して、自分がどのようになるか考えて差別化するのも正しいとも思います。
必然性があれば、型にはまるのも正しいし、それだって簡単に出来ることではありません。



僕はファッションはあくまでも趣味で好きなだけで、専門家やプロではないので、難しい事は考えずに、自然に自分の好きな物を着て、自分らしくなればそれで良いと思っています(^-^)

表面上の話題はファッションだけど、こういう「個性って何だ?」「自分は何者か?」みたいな哲学ちっくな話が好きなんです。

学がある奴じゃないけど(-_-;)



あ、今回載せた服全部ブラックだ!
これも個性です☆