僕がちゃんとファッションに興味を持ったのは、20代の中頃だ。
それまで服は買っていたが、適当に買った物を適当に着てただけで、服の種類もブランドも全く知識がなかったし、コーデもデタラメだった。
綺麗目にしようとしてホストの下っぱみたいにワザとらしくなったり、カジュアルで固めすぎて野暮ったくなったり、チグハグになったりしていた。
また、セレクトショップすらよく知らなかったので、ジーンズメイトやゼンモールなどの量販店や、渋谷109やセマンティックデザインのような若い子向けのブランドの店、柄シャツを売っている下北沢の店によく行き、そこで買ったものを適当に組み合わせていた。
ちょうど学生生活が終わりそうな時期に、ベッカムなどの海外のセレブの私服を特集している本に出会った。
Safariのような内容だ。
海外のセレブを見ると分かるが、皆シンプルだ。
デニムにシャツやジャケットを気取らずに着てるだけだが、カッコいい!
素材選びやサイズ感など、誤魔化しがきかない難しさはあるが、これなら誰でも取り入れやすい。
「俺が目指すのはコレだ!」
大学生は毎日私服で生活するから、毎日使う服が必要になるが、社会人になりスーツや制服で仕事をするなら、私服は休みの日に着るものが最低限あれば良いから、その分良い物が買おう!
綺麗目の服は少し傷が付いたら台無しになるが、デニムは穿き込めば、色落ちなどが味わいになり、長く使える!
そう思い、最初はデニムに興味を持ち、どのようなブランドがあるのか勉強して、ショップ巡りをし出したのが、僕がファッション好きになったきっかけです☆
色々見ました。
Levi's、Lee、Wrangler、DIESEL、REPLAY、NudieJeans、AG、DENHAM、GAS・・・
この時期、トルネードマートにも憧れたが、結局買わないでもっと上位のブランドに興味が行ってしまった(苦笑)
若い時期しか着れない服もあるので、それはそれで大事にした方がいいですね。
トルネードの柄シャツ、学生の時に着たかった・・・。
「最低限の良い物を長く使い余計な物は買わない」が理想だが、試行錯誤するために結局余計な物を買ってしまったが、そうやって自分を純化させていきたい。
- 作者:デイヴィッド ベッカム
- 発売日: 2002/04/18
- メディア: 単行本
ヴィクトリア・ベッカム おしゃれの掟 (GLAMOROUS BOOKS)
- 作者:ヴィクトリア・ベッカム
- 発売日: 2007/06/28
- メディア: 単行本
- 作者:デイビッド・ベッカム
- 発売日: 2014/06/10
- メディア: 大型本