ユウスケのエイジング日記

革ジャンやデニムのエイジング記録を中心に好きな服に関して書きます

やっとちゃんとした財布を買ったゼ!

yuusukeaging.hatenablog.com
↑過去の記事で、「こだわりがない物は全く気にかけられない」ということを書いた。

親からもらった、いつ買ったか分からない、恐らくスーパーで買った安い財布を、ゴミみたいにボロボロになるまで使っていた。
(恐らく15年くらい)

これを恥ずかしいとも悪いとも思わず(気付ず?)使っていたが、記事にしてみて改めてちょっとマズイと思ったσ(^_^;)?
以前からちゃんとした財布を欲しいと思っていたが、貯金してやっと買えたので紹介します◎




↑蛇革(ダイヤモンドパイソン)の財布です☆

グロテスクでセクシー。
でも芸術的で美しい・・・。


「WINS HOUSE」(ウインズ ハウス)というブランドの物です。
上野のアメ横に本店があり、新宿や北千住のマルイにも店がある。

蛇革の他にはベーシックな牛の他に、クロコダイル、エイ、鮫など珍しい革製品も扱っており、アクセサリーなども様々ある。
インディアンっぽいイメージもあり、エスニックな雰囲気で存在感がある◎

この財布は、税込60500円でしたΣ(ノд<)


蛇革のアイテムは金運が良いと言われているが、僕が蛇革が好きなのは、

仮面ライダー龍騎に登場した、浅倉威(仮面ライダー王蛇)が好きだったからです♪

浅倉威は「イライラした」というだけの理由で多くの人を殺害した凶悪犯罪者で、仮面ライダーとして戦うのも、自分の闘争本能を満たすため。というサイコパスでした。
(演じた萩野崇さんが、超光戦士シャンゼリオンと同一人物とは信じられない・・・)

圧倒的な強さや何物にも縛られない自由な振舞いは、悪党ではあるが憧れがありました。
蛇革のライダースやシャツを身に付けており、ビジュアルもあまりにインパクトがありすぎました。
(本革か?どこのブランドか?は不明)


でも蛇柄の服って凄いレアで中々見かけないんですよね・・・(~O~;)

10代の頃は蛇柄が見つからないから、同じような色の柄シャツを着てましたが、今考えたらあまり格好いい物ではなかった。
大学生になった20代の頃も、若者向けの服屋でいくつか買ったが、合わない物やイマイチな物ばかりだった。

今でも蛇柄のシャツを欲しいと思っていたが、逆に「これだ!」という物は高すぎたり・・・。
でも、本革の蛇のアイテムを先に手に入れてしまった\(◎o◎)/




↑上の画像の反対側。

パイソンとはニシキヘビのことで、このようにひし形の模様のものを、ダイヤンドパイソン(アミメニシキヘビ)と言い、石垣模様のものはモラレスパイソン(ビルマニシキヘビ)と言う。
蛇革ではこの2種類が人気。

「エキゾチックレザー」というのは、もともと蛇や鰐など爬虫類の革のことを指してたが、最近はダチョウや象、鮫やエイなど、希少な革(家畜以外の動物の革)も全て含む定義になったそうです。


yuusukeaging.hatenablog.com
yuusukeaging.hatenablog.com
↑過去の記事で、「天然の革製品は個体差が大きい」という話をしたが、蛇革は下手したら革製品の中でも一番個体差のある革かもしれない。
牛革や馬革は極端な話、シワが多いか少ないかくらいの差だが、蛇の模様はピンからキリまで様々ある。

お店にある同じ製品を全て見せて頂いたが、見事に皆模様がバラバラでした(゜.゜)

ダイヤモンド(ひし形)の模様が薄く均質なもの、ダイヤモンドの模様が小さいものでも、横に連続してあるもの、縦に連続してあるもの等、かなり差がある。



↑一通り見て、ダイヤモンドの模様の大きい個体を選びました(^_^)v

せっかくダイヤモンドパイソンを選ぶなら、ダイヤモンドらしさの出てる物が一番いい♪


↑全体は蛇の背中の革を使っているが、左右両サイドの鱗の大きい部分は腹らしい。

店員さんが言うには、ダイヤモンドの模様が大きくハッキリしていて、腹の部分まであるのは、かなり珍しい個体とのこと。
僕自身も、選んだ物が一番美しく、最高の個体だと思っています(^∧^)



↑蛇革で心配だったのが、鱗が剥がれて取れたりしないか?ということでした。

ネットで調べたところ表面の仕上げは、艶を出す「グレージング仕上げ」と、革の質感を生かした「マット仕上げ」があるらしい。

僕が買った財布は、画像でも分かるように艶がかなりあるので、前者と思われる。
このグレージング仕上げは、鱗を糊(ワックスなど)で固定しているので、剥がれる心配はないとのこと。
またマット仕上げでも、表面がめくれることはあっても、剥がれて取れたりはしないらしい。
イメージより頑丈なのかな??




↑内側は牛革になっている。

表面の蛇革だけだと薄いので、裏を牛革で補強されている。


凄い地味だけど、裏側が本革かどうかが、選ぶ上でかなり重要でした。

yuusukeaging.hatenablog.com
yuusukeaging.hatenablog.com
↑こちらの記事で、「合革は数年でボロボロになる」ということを書いた。

「素材が何か?」という問題は、客観的なビジュアルで分かることではない。
ただオシャレするだけなら、デザインやシルエットだけを見れば良いが、長持ちするかどうかとなると、素材の特性など「見えない情報」もちゃんと知って選ばなければいけない。

買う時は少し高くても、長く使える物の方が絶対いいハズ!




↑ウォレットチェーンを付けるためのリングが付いている。

このあたりのディテールが、この財布のアクセントになっている。



↑ズボンのバックポケットに入れたら、ビジュアル的に映えるかも◎
アメカジ系のファッションと相性良さそう。

僕はデニムに跡が付いたり破れたりするのが嫌だから、基本ポケットに物を入れないけど、ちょっとやってみたくなった(笑)



と、一通りデティールを紹介しましたm(__)m



↑でもウインズハウスって謎の多いブランドなんですよね( -_・)?

歴史のあるブランドらしいし、ちゃんとHPがあって商品も充実してる。
でもネットで調べても、持っている人のレビューが皆無だ・・・。


yuusukeaging.hatenablog.com
↑前回の記事で、「物を買う時、これは自分の年齢に合っているか?」と不安や疑問を持つことについて書いた。

僕はウインズハウスに興味があって選んだのではなく、蛇革の財布を定番で出してるブランドやショップの中で、一番好みの物があるから選んだだけで、良く知らないブランドなのです。
(良く見かける池田工芸や東京クロコダイルは、好みの商品がなかった)


「芸能人の○○が愛用している」
「メディアで評価されている」
「背景に物語がある」

といった良い評判もなければ、

「初心者や若者向け」
「トレンドに合わない」
「品質が悪い」

というような悪い評判もない。

僕自身も、「マルイに入ってるブランドです」より「アメ横にあるブランドです」と言いたいのは少しある(笑)


確かにこのようなブランドは、物そのものの外の情報や付加価値、物語を楽しむことは出来ないと思う。

でも逆を言えば、純粋に物そのものが良いか悪いかだけで判断出来ると思う。
付加価値はあくまで判断の材料や楽しみ方の1つであり、それが自分自身の好き嫌いより先に来たり、動機のメインになるのは何か違う。


「現物を見て良いと思った」

これだけで良いじゃないですか!




↑今は明るい部分の色は白いが、長く使うことで茶色くエイジング(経年変化)するらしい。
上で触れた、浅倉威のジャケットみたいな色になるだろう。

綺麗なモノトーンが好きだからこれも捨てがたいが、使い込んだ蛇革も新品にはない味わいがある。


ウインズハウス以前に、蛇革やエキゾチックレザーのエイジングのレビューを書いてる人はあまり見かけない。

僕のブログ名は「エイジング日記」とあるように、物を使い込むことによる経年変化がメインのテーマだ。
なので、今後この財布を実際に使ったレビューも書く予定です☆
(良いことも悪いことも)


今のところ不安なのが、カードを入れるポケットの横幅がギリギリすぎてキツい(*_*)
買う時にお札が入るかは確認したけど、カード類が入るか確認しなかった(苦笑)

こういうのってどうなんだろう?
革ジャンや革靴みたいに、使ってる内に馴染むものかな?
オイルやクリームとか入れた方がいいのかな?


エキゾチックレザーのお手入れも勉強しなければ・・・。
(記事で色々書いたけど、にわか知識です)