ユウスケのエイジング日記

革ジャンやデニムのエイジング記録を中心に好きな服に関して書きます

服の対象年齢は気にするか?

yuusukeaging.hatenablog.com
↑過去の記事で、「服の製造国」についての疑問を書いた。

タイトルは製造国についてだが、ブランドや値段、素材についても言及していた。


表面のビジュアルで「見えない情報」にこだわるのがどこまで「正しいか?悪いか?」「必要か?無駄か?」という内容でした。



で、今回はもう一つ「見えない情報」について昔から疑問があったので、記事にしたいと思いました。

それは服の「対象年齢」「年齢層」です。



僕がファッションをかじり始めたのは20代中頃で、高い服を買うようになったのは20代後半です。
その時、

「このブランドは何歳まで着ていいんだろう?」
「この歳でこれを着ていたら恥ずかしくないか?」

と疑問や不安があった。


それで職場の同僚と雑談したら、

「普通のテーラードなら別に年齢とか関係なくないっすか?」

と返された。


確かに!シンプルでベーシックな物なら年齢とか関係なく使える。
「デザイン」で選べば、ある程度そのように考えられる。

でも僕が疑問があったのは、「ブランド」で選ぶ時はどうだろう?という話だ。

僕の身近な物で考えたい。




↑デニムの原点にして頂点であるリーバイス

これは年齢とか関係なく穿けるでしょう。
中高生から老人まで、誰が穿いてても違和感はないし恥ずかしくない。
普段着でもよそ行きでも使える。

高校の時に買ったリーバイスのジャケットを3、40代になっても愛用している人を雑誌で見たことあります。(こういうの羨ましい)


リーもラングラーもそうだろうし、


↑デニム専門のブランドはだいたい年齢とか関係なく使えると思う。
誰が着ても恥ずかしくない。




↑革ジャンの王様と呼ばれるルイスレザーズ。

ネットで調べると、20代前半で手にいれた人もいれば、40代で念願叶って買えた人もいる。
若い人がスマートにも着れるし、おじさんが渋く着ることも出来る。

これも年齢関係なく長く使える筈。


若い頃に買った革ジャンをオジサンになっても着ている話は大好きだし憧れる。

ルイスだけでなく、革ジャン専門のブランドも、デニム専門のブランドと同じように、年齢とか関係なく着れると思う。
(だからこそ、気合いを入れて高いのを買った)


ワーク系やアウトドア系、ミリタリー系やスポーツ系みたいな実用寄りのブランドは、年齢は関係ないと思う。
(上で書いたデニムやレザーもそうだし)



では、対象年齢を気にする物はどのような物か?

考えたい。



yuusukeaging.hatenablog.com
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↑過去の記事。

僕は20代の頃はメンズエッグとメンズナックルを読んでいたので、109系のブランドを何着か持っていた。

でも20代中頃から、「大人っぽい格好をしたい」と思い、自分をアップデートするために持っていた服は全て手放した。
(気に入ってた柄シャツは残しておけば良かったかな?とちょっと後悔もしてる)


でも109系の服もよく見ると、シンプルで誰でも着れるような物も、実はけっこう多かった。
今も残っているブランドの通販のHPを見ると、大人っぽいモデルさんが出てたりする。

トルネードマートはマルイ系で、ギャル男御用達のブランドだったが、3、40代向けの雑誌で特集されてるのも見たことがある。

これらのブランドでも、記事の一番上で書いたように、シンプルなテーラードとかなら、年齢関係なく使えないか?とも思うが、それでも「若い男の子が着るもの」というイメージが「何となく」あるので、今の僕は着たいとは思わない。





↑ストゥディオスとユナイテッドトウキョウはどうだろう?
どちらも同じ会社の系列ブランドだ。
ストゥディオスはセレクトショップだが、オリジナルの商品も出しており、どちらも日本製の綺麗な服だ。

ルミネのサイト(だったかな?)で、前者は「20~30代」後者は「30~40代」をターゲットにしている的な文章を見たことがある。



↑ストゥディオスのテーラードを持ってるが、デザインもシルエットも質感も、僕の好みにドンピシャだ。
2016年に買った物で、今もある。

純粋に物だけを見たら、ユナイテッドトウキョウの物よりストゥディオスの方が好みだ。
(物にもよるが)

でも「何となく」若い人がファッションの入門で買う物というイメージがある。
(セレオリは皆そうかも)
なので、今新しいよそ行きのテーラードを買うなら、「何となく」ためらってしまう。



また、ストゥディオスやユナイテッドトウキョウはルミネに入っているブランドだが、同じくルミネに入っているブランドである、キャスパージョンというブランドのテーラードジャケットを、20代後半に着ていた。

だがある時に「年齢層は10代が多い」と聞いてしまった。
シンプルなテーラードだったが、デザインもサイズ感も質感も素晴らしいジャケットだったが、「この歳でこれを着ていいんだろうか?」と不安になってしまった。
(聞く前から「何となく」若い人向けだと思ってたし、今のうちに着てみたいとは思ってたけど)



同じような価格帯やランクのファッションビルでマルイがあるが、ここはどうだろう?
メンズファッションを勉強して色々調べたりすると、「マルイ系 ダサい」と出てくる。

何でか調べると、装飾やクセのあるデザインの物が、時代遅れのように思われたり、「量販店やファストファッション以上、ハイブランド以下」の物が中途半端になり、若者はもっと安い物を求める。
という意見をいくつか見た。


実際に最近いくつかのマルイを見てきたが、確かに装飾の強すぎる服は大人に敬遠されてしまうと思うが、いかにも厨二っぽい訳じゃないし、シンプルな物も沢山あった。
上で書いたように、トルネードみたいなブランドも大人向けの雑誌で特集されてるのを見たし、タケオキクチなんて大人が使って全く問題ない筈。
(僕は通勤用のカバンはタケオキクチ)

また、「量販店やファストファッション以上、ハイブランド以下」でも、ルミネは悪く言われたりしない。
僕はファッションの素人だし、マルイに好みの服が少ないからあまり買わないけど、そこまで神経質になる程かな?とも思う。



もう一度、ルイスレザーズに触れたい。


↑今でこそ、多くのファッショニスタに愛されており、憧れの対象であるし、大人が着るものとして恥ずかしくない。
しかし、昔はイギリスの不良少年や暴走族が着ていたらしい。
(ルイスだけでなく、革ジャンは不良のアイコンだった)

今もそういうイメージしかなかったら、純粋に物の良し悪しだけで選んで買ってたか?疑問もある。



逆に、ジャックローズというブランドがある。
上に書いた、109系のブランドだ。

何でもジャックローズの革ジャンは、値段の割りに品質が高くコスパが良いと、ファッション関係者でも評価されているそうだ。
有名なMB氏もyoutubeで特集していたし、

https://otoko-fuku.com/jackrose_ridersjacket-review
↑こちらの僕が良く読んでいる「オトコフクDX」という革ジャン専門のブログでも特集されている。
(こちらのブログは、ファッションというより革ジャンオンリーのブログで、このケンさんという方は、レザー関係の資格を持ってたり、革ジャンのプロデュースをするなど、僕の上位互換どころじゃない・・・!)


でもいくら物が良くても、まだ「109系のブランド」「若い子が買うブランド」というイメージがあるので、やはりこれも「何となく」ためらってしまう。

逆に将来、ファッション関係者や芸能人などに愛されることでイメージが変わり、「大人が着ても大丈夫な物」というお墨付きが付けば、買う可能性もあるかもしれない。
ルイスと同じように「当初は若者向けのブランドだったが、今は大人が憧れるブランドになった」と、将来言われてる可能性もある。



と、身近なものをいくつか例に出してみました。



↑オモチャやアダルトビデオ、タバコやお酒は対象年齢がハッキリあるが、服の対象年齢ってあいまいな気がする。

「ブランドが設定しているもの」
「買う人達のイメージで出来たもの」
「メディアによって作られたもの」

など、様々だと思う。

また、上で紹介した過去の記事で書いた「製造国」「ブランド」「工場」「素材」なども、客観的にビジュアルで見えない外の情報だが、違いは確実にある。
でも「対象年齢」や「年齢層」は、「あるかないか」も良く分からなかったりする。

「若者が着るから品質が悪いもの」
「品質が良いから大人が着るもの」
「品質は良いけど若者向けとされてるもの」
「品質は悪いけど大人向けとされてるもの」

なども様々だと思う。


僕はただの素人で、今回の記事も疑問を書いただけで、考察や結論のない稚拙な記事だと思う。
でも「何となく」「何でか分からないけど」、服を買う時は確実に意識している。


僕自身も知りたいので、コメントやブックマークなどで、御意見を頂ければ幸いですm(__)m

皆はどんな基準で選んでいるのだろう??
記事に出てきた「何となく」の正体が知りたい・・・。


↓今回の記事の問題とリンクする記事です。
yuusukeaging.hatenablog.com