ユウスケのエイジング日記

革ジャンやデニムのエイジング記録を中心に好きな服に関して書きます

メンズエッグとメンズナックルの思い出⑥ メンズナックルがついに休刊!

yuusukeaging.hatenablog.com
↑僕は20代の頃、メンズエッグとメンズナックルを読んでいました。


メンズエッグは2013年に休刊しましたが、メンズナックルもついに、2022年9月号で休刊してしまいました(涙)

最後にメンナクを読んでいたのは2012年の夏頃でしたが、ちょうどその10年後に休刊というのも、キリがいいので変な運命みたいなのを勝手に感じる\(>_<)/



3、4年くらい前までは本屋やコンビニで普通に置かれていた気がするが、最近は全く見かけてなかった。
東京の本屋をいくつか回って、小さい店でやっと見つけた。
(10年ぶりに買った!)


(引用:メンズナックル2022年9月号)
↑僕が読んでた時の「お兄系」「伊達ワル」「ギャル男」とはかなり雰囲気が違いますね( ゜ρ゜ )

髪型が大人しく自然な感じになり、服もゴテゴテした感じではなくシンプルになってる。
また、これはメンナクに限った話ではないけど、同じ年齢でも昔の人より今の人の方が、年々若く(幼く)見える。


表紙のモデルさんは、カリスマホストの越前リョーマさん。
今は彼がメンナクのトップモデルらしいですね。

メンズナックル リョーマ」と検索すると、「塞上リョーマ」か「越前リョーマ」が出てくる。
僕は塞上リョーマのファンだったので、最近もたまに検索しており、メンナクを読んでなくても、一緒に出てくる彼の名前は知っていた。
新宿を街宣車がよく走ってます。


(引用:メンズナックル2011年11月号)


(引用:メンズナックル2022年9月号)
↑同じリョーマでも「塞上」の方が鋭く攻撃的な雰囲気なのに対して、「越前」の方は中性的で優しげな雰囲気。
世代の異なる2人の「リョーマ」を比較しても、その時代の流行りが見えて面白い( °∇^)]

女性から見たら、どちらが好みだろう?

yuusukeaging.hatenablog.com
↑塞上リョーマさんについては、こちらの記事で書いてます。
僕が20代の頃に一番好きなモデルさんでした(*^^*)



10年ぶりにメンナクを買って、一番変化が気になったのは、彼らの髪型です。

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↑こちらの記事でも書いたが、僕がメンズナックル(とメンズエッグ)を読むようになったきっかけは、他にはない独特のヘアスタイルに興味があったからだ。


(引用:メンズナックル2006年6月号)


(引用:激モテ!!HAIR&FASHIONテクニックカタログ)


(引用:渋谷ストリートスタイル)
↑襟足とサイドは長めで、トップは立ち上げ、毛束をしっかり作っているスタイルが、当時は一番オシャレで凝っていたし、こういう頭の人が圧倒的に多かった。

仮面ライダー555半田健人や、仮面ライダー電王佐藤健もこんな髪型でした。
(と言うより、僕がこういう髪型に興味を持ったきっかけが仮面ライダー555でした)


↑メンナクを懐かしみ、たまに検索してたので、最近の表紙だけはたまに見ていた。

短髪で前を下ろした重めな髪型や、短髪のセンター分けが主流のようだ。
中には、「そのへんの床屋で切った後、染めただけじゃないか?」と思うような髪型も見かけた。
こういうセンター分けって、バブルの時に流行ってたそうですが、それが一週回ってまた今の若者のオシャレな髪型に戻ったように見える。
また、韓国の影響もあると聞いたことある。

僕自身は中学高校では、短髪のセンター分けでした。
その時は、「地味」とカテゴライズされるような髪型だったし、真面目な子や大人しい子の髪型ってイメージでした。
こういう髪型を「悪い」「ダサい」とは全く思わないけど、他にはない独特さに惹かれてメンナクを読んでた者としては、やっぱり「地味」「平凡」と思ってしまう。

ただ、都会を少し歩いて観察すると、こういう髪型の男の子が、可愛い女の子を連れてる確率が高いですね(笑)
塞上リョーマに憧れてた俺の努力なんだったんだ!(涙)
高校の時の俺の髪型、別に悪くなかったんじゃん\(+_<)/
って思う。



(引用:激モテ!!HAIR&FASHIONテクニックカタログ)
↑過去の記事でも書いたが、以前流行った髪型は「他にはない日本独自の文化」と思っていたから、一時の流行で終わったらもったいないと思っていた。
でもチャレンジした人なら分かるけど、セットしたり維持するのにメチャクチャ手間がかかるんですよね(^o^;)
しかも、実際にモテるかも怪しい(笑)

「文化としての面白さ」よりも、現実の生活での実用性を重視するようになったのかもしれない。

それでも、



(引用:メンズナックル2022年9月号)
↑かつてのメンナクのDNAを受け継いでるような髪型もちゃんありますね◎
街を歩いてても、ロン毛の若い男の子を見ると安心します♪
(どんなオッサンだよ俺)



次に個人的に気になってたのが、今のメンナクで取り扱ってる服のブランドでした。

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↑過去の記事でも書いたが、109メンズに入っていたブランドがほとんど全滅してしまった。
今のメンナクのモデルさんが、何を着ているのか気になっていた。


最終号はモデルさんの私服の特集のようだった。

アズールバイマウジートルネードマート、ルイスなど、昔から有名な若者向けの「ファストファッション以上ハイブランド以下」のブランド。
ザラ、H&Mユニクロなどのファストファッション
ディーゼルポール・スミスディースクエアードなどのハイブランド
ヴィトン、サンローラン、ディオールなど、今の僕でも(というより一生)買えないような超高級ブランド。

など、幅広いようでしたが、かつて名前を良く聞いていた109系のブランドは見事になかったです( ; ゜Д゜)

若者向けの雑誌だけど、モデルのホストさん達ってメチャクチャ稼いでるから、ある意味納得かも。
私物の時計の特集がありましたが、みんな何百万円の物らしいです(;゜0゜)


昔の雑誌を引っ張りだして、見てみると、商品の紹介は109系のブランドが中心だが(ブランドの宣伝の役割もあったのだろう)、ストリートスナップを見ると、ファストファッションから高級ブランドまで、様々なものを身に付けている。

特に初期に近い時期だと、好きなアイテムのランクに、ドルガバ、ヴィトン、ロレックスなど、大人でも簡単に買えないようなブランドが並んでいたり、実際に身に付けてる人も多かった。
(裕福だったのか?背伸びしてたのか?)


幅広いという意味では「変わっていない」のかもしれないが、ネットでネタになるくらいの独特の世界観ではなくなったので、やはり「変わった」のだろう。

1年くらい前に、偶然本屋で見つけて立ち読みした印象だが、広告をそのまま雑誌にした「メンズファッジ」のような雰囲気に感じた。
その時はちゃんと見なかったが、最近はずっとこんな感じだったのかな?



感想としては、こんな感じです。

僕が愛していたメンズナックルとは、ずいぶん変わってしまった(゜.゜)


僕自身も10年間全く読んでなかったし、世の中の流行や嗜好が変われば、内容も変わるのは仕方ない。
これはメンナクに限った話ではない。

しかし、姿が変わっても、残って続いていたのは頼もしかったし、「引っ越してから行かなくなった田舎」みたいに思っていた。
それもなくなってしまうと、この記事のタイトルの通り、本当に「思い出」になってしまった(;o;)


2013年のメンズエッグの最終号は、過去のモデルさんのインタビューや過去の雑誌の紹介などがありましたが、それがメンズナックルでは数ページしかなかったのが寂しかったですね・・・。

「18年」というのが長いか短いかは、人によると思う。
「若い時の一時的な通過点」かもしれないが、小学生の頃に好きだった「コロコロコミック」と同じくらいの時間読んでいた。


寂しい・・・。
これが無常というやつか。